むくげの咲く頃になりました
2012年 07月 13日
ムクゲというと夏の花というイメージがあります。
今日は朝一時間、デイケアーでのボランティアの日
毎週お庭で咲く花を持って来て下さる利用者さんがいらっしゃる。
ここ1ヶ月はずっと紫陽花が絶えませんでした。
先週は紫陽花とともに半夏生を添えて。
「今日はこの夏、最後の紫陽花とムクゲを持ってきました」
「ムクゲは一日しか持たないの」
そうおっしゃる利用者さん。そうなんだなぁ
私も花は大好きだけど、ムクゲが一日花だとは知らなかった。
その方とお花の話をしていると「ここに越して来た頃の庭は
何を植えても枯れてしまったから、ご主人と土を掘り起こして肥料をやって改良したのが大変だった。
菌が繁殖していたのかもしれないわ」
「やっぱり植物には土壌が大切ですね!そして雨(水)」というお話をしました。
植物も人間も同じです。
陰陽五行を学んでいますと、植物の生長と同じように
人間の身体とリンクしていることがわかります。
我が家では夏椿(娑羅)がもうすぐお終いです。
その方の家では、意識から忘れられていた娑羅が虫に食われ丸坊主だったとか。
やっとヒョロヒョロした娑羅が花がついて来たそうです。
「もう大丈夫。きっと咲き始めます」とお喜び。
娑羅にも声をかけてあげて下さいね!って笑いながら
センターを後にしました。
亡くなったご主人との土壌改良の思い出。
貴重な人生のドラマをお話し下さって、ありがとう。
ムクゲ Hibiscus syriacus (アオイ科 フヨウ属)
ムクゲは韓国の国花であり、インド・中国原産とされる落葉樹。乾燥にも強く、荒れ地にも耐えるので庭木の他、道路路側帯などにも植栽されている。種子もよく稔り、自然に若木が発生する。
初夏から秋まで花期は長い。5つの花弁の中心に大きな雌しべとこれに付着した雄しべが多数ある。淡い紫色のものが多いが、白花や八重咲きなどの品種が作出されている。和名のムクゲは漢名の音読みである。
*環境によっては数日咲いているムクゲも観察されている様です。
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by kotohoginohibiki
| 2012-07-13 14:34
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