半夏生の花のころ
2014年 07月 11日

半夏生の花が咲いています
茶道でも、この頃
先生が床の間を飾っていた花
旧暦の雑節の七十二候のなかに「半夏生」という時があります。
何故、この時期
半夏生と呼ぶのか?
夏至から数えて11日目にあたる日で、ドクダミ科の半夏(ハンゲ)が
目を出す時期という意味だそうです。
旧暦の時代、この日になると空から毒気が降ってくる
ということになっていて、毒にあたらないために、
井戸にふたをしなければならない、
野菜を採取してはいけない――と、されていました。
今は黄経を100度の点を太陽が通過する日となっています。
この頃に降る雨を「半夏雨」(はんげあめ)と言い、
大雨になることが多いそう。ここ一週間たしかに雨が多かったな。
地域によっては「半夏水」(はんげみず)とも言うのだそう。
漢方名の半夏(烏柄杓)は、薬草でもあります。
半夏の咲く頃。半夏生はそういう意味もあるそうですが・・・
半夏生の特徴の一つ
一番上の葉っぱの色が半分白くなっています。涼しさを呼びます。
半夏と半夏生は全く違います
半夏の花

半夏生の花

by kotohoginohibiki
| 2014-07-11 15:50
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