ことほぎの響き

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文化と文明

京都大学名誉教授であり秩父神社の園田稔宮司が語る。

土地への愛着や思いなど精神性や地域性、多様性があり、ゆえに
地域固有であるのが文化である。

一方、都市性があり、凡用性とともに、どの地域にも広がっていくことができ
技術や機械を動かす使用、マニュアル、データがあればどこでも活用、応用が出来る。
場所を選ばないものが文明である。

文明が進展して、都市化が広がると
学校や庁舎、駅、商店街は同じ風景に見え、各地の街全体が個性や多様性を失う。

「山のきもち」のP164 引用


東京で生まれながら、私はいつもバランスだと思っています。

文明に押されて育った東京で、息苦しい点は誰よりも感じています。
どの地域でも、都市部は文化を失いつつありましたが
最近ようやく取り戻しの傾向も感じられます。
バブル崩壊が、私たちを気づかせてくれたのかもしれないし
度重なる大震災が、背中を押してくれているのかもしれません。

現代人としては、文明は否定できない。
ありがたいことだし
インターネットがあるからこそ、遠くの価値観の同じ
仲間たちとの出会いがあることは良いことだと思います。生きた情報は
さらに生かされていくでしょう。

人間にとって、自然界にとって
文化と文明の調和のバランスを意識することが理想的だと思います。

どこにいても私たちの課題は、一人ひとりの中での調和への意識
なのではないでしょうか
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by kotohoginohibiki | 2016-09-27 16:17 | 日々の暮らし | Comments(0)