人権について考えてみました
2017年 02月 17日
「人権」とは極々、身の回りで起きていることだと研修で知りました。
昨日の民生児童委員の研修のテーマは「人権」についてでした。
このテーマは、私にとって大変面白いものでした。
自分の中に、ある種のパワーがみなぎることを体感したのです。
親から言われ続けてきた言葉も
お友達や地域の方に言われた何気ない一言に、どれほど傷ついたことか。
皆さんにもそんな経験はありませんか?
私の体験では
子ども時代は、姉と比べられて育ち
「どうしてお姉ちゃんに出来ることが、あんたは出来ないんだ!」
と言われ続け、自分がやりたいことを見つけても
自信が無く毎日を過ごしました。
不妊治療をしていたころは、子どもが出来ないこと
それに対して、どこかのおばさんに不本意に
「まだできないの?」という一言に、本当に傷ついてしまいました。
社会でキャリアがあった私ですが、一般社会では認められない。
結婚したら子どもがいないと認めてくれない。という思考に陥って
すっかり自信を失ってしまったのです。ここから立ち上がるのには
大変な努力と時間がかかりました。
今はそんな時代は過ぎ去ったと思いますし
若い方達には、そんな考え方は通用しません。
人それぞれにある価値観、風習、文化宗教的な習慣もくせもので、
「こうあるべき」という思想に陥っていることに気づかないでいることも
蔓延しているように思います。
多様化している現代ではありますが
いろいろな考え方や立場を認めることから、相手を尊重することが始まるのです。
諸外国では、さらに人種問題を抱えていることでしょう。
比較・批判・おせっかいも、相手の方への「思いやり」が成されれば
必要の無いことと理解していけることでしょう。
私は何を守り、自分を取り戻すことなのか。
今一度、皆さんにも振り返って問いただしてほしいと思います。
by kotohoginohibiki
| 2017-02-17 17:37
| 日々の暮らし
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