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新しい次元で植物を知覚すること−1

「魂の植物」より


知覚するということは一つの文化的な現象である。すでに我々の言語は知覚のカテゴリーを整理、構築しており、隠して我々がそれを通して物事を見る。ある種の文化的なフィルターを作り上げている。

距離をおくこと、隙間を見つけること、新しい見方をすることは、例えば瞑想を実践することで実現することができる。

ルネッサンス時代に確立された今日の知覚方法

世界の事物を客観的に、自然論的に、そして空間的、三次元の視点から見るべきであることを学んだ。そして平均的な観察者はこれと異なる知覚法を、例えば平面的で幼稚、混乱し歪んだもの、またそれと同様のものとして評価した。

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中世では、神を絶対視し人間を罪深いものとする、ローマ教会の思想が支配していました。

しかし、十字軍の失敗やベストの流行などで、ローマ教会の影響力が低下します。
そして14世紀から16世紀にかけて、人間性を抑圧してきた中世のローマ教会の束縛から、
人間本来の精神を解放し、人間のあり方を考えようとする動きが広まりました。

このとき注目されたのが、キリスト教以前のギリシアやローマの文化でした。
人間中心の生き方を見出した人々は、古典古代の学問・文化を今に再生させようとしました。
それが、「ルネサンス」です。

ルネサンス期にラファエロによって描かれた聖母子像「大公の聖母」です。
平面的に描かれた13世紀の作品に比べると、
写実的で人間味あふれる表情豊かな聖母マリアとイエス・キリストが描かれています。

美術だけでなく、科学や建築、さらには文学などの分野にも
ルネサンスの考え方は広がっていきます。
イタリアの詩人 ダンテの長編叙事詩「神曲」や、
ボッカチオの小説「デカメロン」など、
人間を中心に描く “ヒューマニズム=人文主義” を題材にした作品が多く生まれました。

芸術家たちが、今まで見たこともない時代を再生するためにも
その表現で先導したのではないかとも捉えられます。

ルネサンスとは「復活」「再生」を意味するフランス語です。

ギリシア、ローマの古代の文化を見直し、復興しようとする運動であり、
14世紀のイタリアから始まり西欧各地に広まりました。
それまでの教会中心の文化から、人間をいちばんの存在として尊重していた
ギリシア・ローマ時代の文化を復活させようという思想が起こりました。

ルネサンスと言えば、やはり三人の天才芸術家を挙げずには語れません。
レオナルド・ダヴィンチ(1452年~1519年)、
ラファエロ(1483年~1520年)、
ミケランジェロ(1475年~1564年)ですね。

こうして私たち現代人は、繰り返された文化的なDNAの影響が作り上げられ、
今、さらに大きな「変容」を起こそうとする時代が迫ってきています。
エネルギー的な植物を受け入れられたとき、
新たな時代がエネルギーとして変容する時代となります。

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ルネッサンス期が最終的な答えを持つのではなく、
今日でもまた近くにおける変化が生じている。
植物はますます新しい目で見られつつある。

瞑想的な意識を研ぎ澄ますことができれば、
植物そのものを表現し、彼らのメッセージを届けさせることができる。



それが初めてできたバッチ博士なのではないでしょうか?

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by kotohoginohibiki | 2018-02-12 12:34 | 「魂の植物」を読み解く | Comments(0)

ライフエネルギークリエィティブディレクター*岩崎恵美(エネルギーワーク・音叉セラピー・フラワーエッセンスセッション・リフレクソロジー・絵本作家(& ARTSワーク) ☎03-5941-6503 http://kotohoginohibiki.com (木日定休)


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