序論ー精神的緊張から解放することを見つけましょう
2018年 02月 20日
アルコールと鎮静剤で麻痺させてはいるが、内面ではアラームが鳴り続けている。難しい上司、喧嘩好きか感情のないパートナー、ラジオやテレビからの悲報、低空飛行の飛行機の威嚇するような音、交通渋滞、また多くの煩わしいものと日々の折り合わなければならないことが、古い爬虫類脳を緊張、逃避、戦闘態勢の持続状態におく。何かを「耐えられない」「真剣に受け止める」「ひどく不愉快だ」などと感じるのは個人のタイプにのみ関わっている。
かような危険な精神的緊張は、ダンス、単調な太鼓、歌、サイコアクティブな植物(幻覚剤)の服用によるシャーマン的な治療集会の枠の中で消滅し、潜在的な破壊エネルギーはバランスが取られる。
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前回は、新旧の脳の摩擦によって身体の信号がどう影響するかを読んできました。
今回は、現代社会では本当にリラックスできることはほとんどない。そういっています。
私の、さらに私のクライアントの皆さんの夢も「リラックスしましょう」というメッセージは
よく受け取られます。現代社会はストレスなのです。
だからといってこの暮らしを終えるわけにはいきません。
ダンスや楽器、歌などによって精神的緊張が解放されるというのは、
世界の地方文化の中で残されていますが先進国ではどうでしょう?
昔ながらの祭りがその精神的緊張を解きほぐすことに貢献しているだなんて、誰が知り得たでしょうか?
踊りは変わりながらでも、ヒップホップのように男性がダンスを踊るようになったことは
良い方向なのかもしれませんね。
トランスパーソナルの勉強会で「日本で昔からある祭りのようなものが無くなることは、
あまり良くない。」と聞いたことがありました。
心理学的にも、普段の緊張解放を解き放つことや身体感覚を育むことが大人にも必要なのです。
社会に出て仕事人間になってしまうと、プライドも高くなりますし踊ってなんかいられない。
誰かと歌なんか歌っていられない。と思うかもしれませんが、
自分のための緊張を解放することが優先されます。
薬やアルコール漬けになるよりはもっとも安全な解放手段ですね。
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エドワード・バッチが花療法を発展させたとき、まだ精神神経免疫学は存在しなかった。
バッチの考えが、これらの関連がますます理解されるにつれて、納得のいくものとしてポピュラーになったのは驚くことではない、これから見ていくように、彼はインスピレーションに導かれ、当時まだ知られていなかった精神と免疫力の関係性を、まず直感的に捉えたのである。
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