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「魂の植物」 消化プロセス(気づき)による「火」の要素の位置付け

「バッチの花療法への新しい洞察」
消化プロセス(気づき)による「火」の要素の位置付け


アグニは火の神で、死すべき者と神の間の仲介者である。アグニが宿るところすべて、有機体の中であれ、外界の自然であれ、熱、光、灰が生じる、消化においては熱(カロリー)と光(変化した太陽光)が小宇宙(ミクロコスモス)のなかへ入りこみ、生命現象を鼓舞し、魂を温め、精神に光を与える。同時に、灰(Faeces)が排出される。

人智学の創始者であるルドルフ・シュタイナーも、そのような関係を認識していた「人間は、形成する力(エネルギー)を腸から引き出している。(中略)...消化は食べ物の未知の特性を克服することであり、人間が想像、感情生活、思考、体内物質の構築のために必要とする形成力の解放である」。人間の「自我」が弱まると、腸内フローラは病原菌になるのだ。


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四大元素の中で、私たちが恩恵を受ける「火」の要素は、太陽光と地熱から得られますね。自然界の有機体はすべて、火によって灰となります。

私たちが生きている間、「火」を使って得られるものは食事だけではないのですね。
最終的には肉体も火葬によって灰となります。

ルドルフ・シュタイナーも、物質的なものだけではなく、人間の想像や感情、思考にもアグニである「火」の要素が使われている。そう伝えています。

物事の消化能力が低下すると、人間の「自我」が弱まり、同時に有機体の身体の消化機能も低下し、腸内フローラでは病原菌が優位になるというのです。

結局、病気がなぜ生まれるかを考えると、人間の物事への消化プロセス(気づき)にかかっているといえるでしょう。


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消化のプロセスは、段階的な「脱生成」、緩慢な非物質化とみなされうる。プロセスは明確な物質から始まり、純粋なエネルギーのレベルで終わる形質変換であり、ある種の希釈現象である! 食物は四つのエレメント、地、水、空気、火を一つずつ通り抜ける。個体の食物(地)は、粥(水)になり、ガス(空気)と熱(火)を放つ。食物は冷たい極から熱い極へと動き、選択、臭覚、味覚の意識現象から、胃、肝臓、小腸、大腸のなかで演じられる無意識の現象へ移る。

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by kotohoginohibiki | 2018-04-04 19:36 | 「魂の植物」を読み解く | Comments(0)

ライフエネルギークリエィティブディレクター*岩崎恵美(エネルギーワーク・音叉セラピー・フラワーエッセンスセッション・リフレクソロジー・絵本作家(& ARTSワーク) ☎03-5941-6503 http://kotohoginohibiki.com (木日定休)


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