「魂の植物」 花を咲かせるために生きる
2018年 04月 10日
「バッチの花療法への新しい洞察」
花を咲かせるために生きる
この体内現象全体が、外界の自然に鏡像を持つことは興味深い。すなわち顕花植物の展開においてである。開花プロセスも、硬い凝縮された殻としてミネラルを含んだ土壌(地)で発芽し、湿気(水)の助けを借りて殻をこじ開け、成長し、大気(空気)を呼吸し、炭素を吸収同化し、最終的には太陽(火)に向かって花を咲かせ結実するように、四つのエレメントを通り抜ける。植物が開花に近づけば近づくほど、葉と枝はどんどん勝つ力を失うことから、ここでも、一つの非物質化を確認することができる。
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私は今、植樹のために、どんぐりから育てている樹木があります。
どんぐりを思い浮かべてみてください。
種で育つ植物より、殻がとても硬いんです。
そこから観察していると、発芽を見たとき
とても喜びでした。
一番大きい成長は、このときに見られますし、大きな種(どんぐり)なので
観察しやすいのです。
寒い冬こそ、土の中で冷たい風(空気)の中で、じっと耐える力が必要です。
冬もポットで育てていた発芽前のどんぐりに乾いたら水やり。
暖かくなって(火の力が強くなってきて)春に発芽しました。
もう一つ面白い話を聞いたことがあります。
杏子染めを見に行ったときのこと
作家さんのお話では、杏子の花が咲く前にその枝で煮出した液で
染めるんだそうです。
私は花が咲いてから染めたことはありますか?
と尋ねました。
すると
やってみたんだが、全く色が出なかった。と言うのです。
植物は顕花植物は、このことからもわかるように
花のために生きているんです。だから開花に近づくエネルギーの高いときを
見定めて、染め師さんは杏子染めを枝でするのです。
花にすべてエネルギーを注ぎ込んでいる植物は、開花の後は、葉も枝も活力を失う。
このことがよくわかりますね。
この二つのエピソードは
植物の観察をよくしていてわかったことの一例です。
植物って面白いと思いませんか?
その一番エネルギーが注がれた「花」を使ったのが フラワーエッセンスです。
人に例えたとき
同じことが起きています。
私たちも人生で花を咲かせるために、全エネルギーを注いでいるということ
本当に愛おしい存在なのです。
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