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「魂の植物」 あなたはどちらの道を選びますか?

「バッチの花療法への新しい洞察」
あなたはどちらの道を選びますか?

1928年の秋にバッチは大都市を去り、思いつくままにウェールズに旅した。彼はおそらくそれを必要としたのだ。それ以前彼を研究所で見かけることは稀になっていった。自由になる時間があれば、ノゾに置き換えられるかもしれない薬草を求めて、彼はロンドンの公園をくまなく歩くことに費やした。そのつど緑の薬草の小さい束を持って帰り、ホメオパシーの方法によってこれらの植物を希釈し、原チンキを作り、薄め、リズミカルに振った。けれども、毎回結果は失望に終わった。いかにして植物の隠された治癒力を一定の基準で分類すべきなのか? おそらく新しい希釈方法が必要なのかもしれない。彼は万策が尽きた。

若いときの夢がかつて彼をはばたかせ、若い頃湿原や山の多い土地を歩き回り、新鮮な力と生きる勇気を汲みとった土地へ旅立った。事実、彼はこの旅で渓流の近くに咲く、二つの可憐で色あざやかな野生の花を発見した。黄金色に咲くミムラス(Mimulus)と淡いモーブ色のインパチェンス(Impatiens)である。この二つをロンドンに持ち帰り、調剤した。器質的な不調より、特定の精神的な特徴を元に選んだ患者が被験者となった。彼らのポジティブな反応が、バッチに正しい手がかりをつかんでいることを示した。このことが強く祖先の土地へ引き寄せた。


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1928年の秋に大都市を去り。とありますね。
翌年の1929年に、イギリスのアレクサンダー・フレミングが世界初の抗生物質ペニシリンを発見します。これとほぼ同じ時代なんです。
こういうことが、人間界においてはプラスとマイナスに同時に起こります。

魂の性質は「奉仕」にあります。
最愛なる妻を亡くしたバッチ博士は、脾臓のガンになり奇跡的に助かりました。
その時も、とにかく人を治したい。という愛に満ちた思いをそのままに、捜し求めます。

その思いは自然の植物にある。
それは彼の直感でしたが1920年には腸内細菌の研究で、気づいていたように
七つの異なった腸の状態を反映する七つの人格タイプに沿った
植物がある。その確たる自信を持って捜し求めたのです。この時から8年、ペニシリンが世にでると同じ頃に、祖先の故郷でバッチにハーブを出合わせた。

この宇宙の意図が、まるで
「あなたはどちらの道を選択するのか?」と試しているように。

バッチが選んだ道は「人類にとって無害な癒し」でした。
それは彼の魂の喜びと、真の豊かさにたどり着いた行動なのでした。



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研究所にはもはや発見するべきものは何もなかった。1930年の初めに研究所を閉めた。

それから喜びに震えながら、これまでの研究結果を記した原稿や論文をすべて燃やし、注射器とワクチンのビンを砕き、中身を研究所の洗面所の排水口に流し込んだ。

ノゾの研究は、脱ぎ捨てられたヘビの皮であり、他の者たちが引き継ぎたがった!
バッチは今、人を癒す洞察が生まれた偉大な自然の知恵に自らを開き、ゆだねる準備ができていた。

彼の魂は今自らの深みに耳を傾け、祖先の指示を聞き取ろうと、十分に開いていた。この無への跳躍が完全な治療法を明らかにすることを彼は予感した。名声と経済的な安定は犠牲にするつもりだった。周りの人の目には頭がおかしくなったと映った。


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by kotohoginohibiki | 2018-04-20 19:38 | 「魂の植物」を読み解く | Comments(0)

ライフエネルギークリエィティブディレクター*岩崎恵美(エネルギーワーク・音叉セラピー・フラワーエッセンスセッション・リフレクソロジー・絵本作家(& ARTSワーク) ☎03-5941-6503 http://kotohoginohibiki.com (木日定休)


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