「魂の植物」 ウェールズと日本
2018年 07月 02日
「バッチの花療法への新しい洞察」
ウェールズと日本
ローマの軍団がケルト人を征服した。一族を率いていたドルイド僧たちは、いがみ合い、酒浸りでときを過ごし、死を軽んじ、ローマの国力とローマの機構に屈した。ケルトの言葉は失われ、古い自然の神と犠牲の祭りは忘れられた。礼拝の場所や聖なる泉のあった場所に、ローマ教会は礼拝堂を建てた。英国ではケルトの文化はより長く持ちこたえたが、5世紀に侵入してきたザクセン人やアングル族によって非情にも抑圧された。
アイルランドでのケルト文化は頑固な保守主義に凝固したが、ウェールズでは新鮮で生気に明日れた衝動を駆り立て、新たに花開いたのである。
そこで吟遊詩人タリエシン(6世紀)のバラードが生まれた。
また次のことを予言した。
そして英国人(ケルト人)は
捕われ人となる
ザクセンから来たよそ者に支配され
彼らの支配者を賛美し
彼らの言葉を話し
自らの土地を失ってしまう
ウェールズの荒野を残して!
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タリエシンのような吟遊詩人もまた預言者でもあったのですね
古代ケルトでは、吟遊詩人が英雄的な人物や出来事に敬意を表し、何世代も語り継がれてきた詩や伝説の物語などで詩歌を作り、音楽と共に人々の前で歌い伝えました。
この伝統はウェールズにおいて、タリエシンやアネリンといった詩人たちを通して、初期の中世の時代には続けられていました。
日本のキリスト教も実は、日本独自のものだと聞いたことがあります。
ですので日本キリスト教と名乗っていると伺ったことがありました。
ウェールズの気質に似ているかもしれませんね
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13世紀になってウェールズはイギリスにたいする独立を失ったが、にもかかわらずウェールズは彼らの言語、豊かな伝説、バラード、メルヘン、文化的な独自性をしっかりと保持した。また彼らのキリスト教は他の国々とは対照的に異教によって飲み込まれることなく、継続的に発展し、ドルイド・ケルト信仰と合体した。
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