ことほぎの響き

kotohogih.exblog.jp
ブログトップ

カテゴリ:「魂の植物」を読み解く( 43 )

「魂の植物」 ウェールズと日本


「バッチの花療法への新しい洞察」
ウェールズと日本


ローマの軍団がケルト人を征服した。一族を率いていたドルイド僧たちは、いがみ合い、酒浸りでときを過ごし、死を軽んじ、ローマの国力とローマの機構に屈した。ケルトの言葉は失われ、古い自然の神と犠牲の祭りは忘れられた。礼拝の場所や聖なる泉のあった場所に、ローマ教会は礼拝堂を建てた。英国ではケルトの文化はより長く持ちこたえたが、5世紀に侵入してきたザクセン人やアングル族によって非情にも抑圧された。

アイルランドでのケルト文化は頑固な保守主義に凝固したが、ウェールズでは新鮮で生気に明日れた衝動を駆り立て、新たに花開いたのである。

そこで吟遊詩人タリエシン(6世紀)のバラードが生まれた。
また次のことを予言した。



そして英国人(ケルト人)は
捕われ人となる
ザクセンから来たよそ者に支配され
彼らの支配者を賛美し
彼らの言葉を話し
自らの土地を失ってしまう
ウェールズの荒野を残して!



*****

e0257524_17052416.png

タリエシンのような吟遊詩人もまた預言者でもあったのですね

古代ケルトでは、吟遊詩人が英雄的な人物や出来事に敬意を表し、何世代も語り継がれてきた詩や伝説の物語などで詩歌を作り、音楽と共に人々の前で歌い伝えました。

この伝統はウェールズにおいて、タリエシンやアネリンといった詩人たちを通して、初期の中世の時代には続けられていました。

日本のキリスト教も実は、日本独自のものだと聞いたことがあります。
ですので日本キリスト教と名乗っていると伺ったことがありました。
ウェールズの気質に似ているかもしれませんね



*****


13世紀になってウェールズはイギリスにたいする独立を失ったが、にもかかわらずウェールズは彼らの言語、豊かな伝説、バラード、メルヘン、文化的な独自性をしっかりと保持した。また彼らのキリスト教は他の国々とは対照的に異教によって飲み込まれることなく、継続的に発展し、ドルイド・ケルト信仰と合体した。




・・・・・




[PR]
by kotohoginohibiki | 2018-07-02 19:02 | 「魂の植物」を読み解く | Comments(0)

「魂の植物」 四つの基分点 

「バッチの花療法への新しい洞察」

四つの基分点 


1年のうち四つの基分点は強い魔法の性格を持っている。つまり至(夏至と冬至)と昼夜平分(春分と秋分)である。しかしさらに強いのが、これらの時点のそれぞれちょうど真ん中にある四つの時期である。すなわち2月初め、5月初め、8月初め、11月初めだ。
5
1日(または5月の満月時)のべルテイン祭と、111日(または11月の満月時)のサマイン祭はその年の「夜明け、黄昏」とされた。

五月祭では自然が新しく生まれかわり、自然の霊が激しい歓喜とともに大地の懐からほとばしりでるとき、人間も動物も歓喜で熱狂する。逆の祝祭は死者の祭サマインである。暗い半年が始まり、闇の冥王が支配する。自然は喪に服し、冷たい灰色のベールに覆われる。薬草も野菜も摘んではならない。


この二つのケルトの大祭を、協会はいかがわしい魔女の祭とみなした。
けれどもやがてこの大祭は、啓示の祝祭である聖霊降臨祭と万聖節(万霊祭)として日の目を見た。

・・・・・

東京でも5月、国府である大国魂神社では”くらやみ祭”が有名です。
最近パワースポットとして賑わう京都の鞍馬寺の新緑の5月の満月の夜は、全てのものの目覚めのために天界から強いエネルギーが降り注ぐと言われ、満月に清水を供える五月満月の秘儀が鞍馬山で執り行わていました。遥かヒマラヤでもこの夜に釈尊の徳を讃えてウエサクの祭りが敬虔に営まれている事がわかり、戦後、5月満月の秘儀を「ウエサクさい」とよんで広く公開し、全ての目覚めと平安を祈ります。

この時期にいろんなイベントが世界で行われることに、知ってか知らずか
5月にはべルテイン際(火の祭)が関連しているのですね

8
月は盆。東京では7月に行いますが、太陽太陰暦では8月にあたります。

11
月は一般に思い出すのは七五三でしょうか?
各地で収穫されたもので祝うのはいかがでしょう?

茶道では、亥は陰陽五行説で水にあたり、火災を逃れるとされるため、「亥の月の亥の日から火を使い始めると安全」といわれています。茶の湯では、「亥の子」の日に夏向けの風炉をしまい、炉に切り替える「炉開き」を行います。「炉開き」は「茶人の正月」ともいわれ、初夏に摘んで寝かせておいた新茶を初めて使う「口切り」をします。

ケルトから流れている影響かどうか、わかりませんが
このようにエネルギーの基点を大切にしている文化が日本にもあることは
共通していますね

*****

11月の初めのサマイン祭の死者の祝祭に続くのは「一陽来復」
あらゆる陰の中に新しい一筋の光が生まれる冬至。
西洋ではクリスマスを祝う。

この聖なるときと春分点の真ん中には2月に、三位一体のブリギッテの祭(インボルク)がある。それは白鳥に乗った光の女神が、医術と文芸と金工術(呪術)を人間に与えたことを意味している。ブリギッテの祭は聖母マリアお清めの日と姿を変えた。

8
月ルグナサッドはブリギッテのちょうど向かい側。
夏の炎は最も高く燃え上がる。植生の女神は成熟に至ると世界から退く。果実とナッツが熟し、草原と野原が茶色に輝きに覆われると、光の乙女として現れ、太陽の花嫁となった妖精は、種子と死者の魂を守るために黄泉の国にいる黒い愛人のもとへ出発する。

我々がバッチの発見した魂の植物をより詳しく観察するとき、この神話の時間配分がいかに大切かわかる。



[PR]
by kotohoginohibiki | 2018-06-30 17:08 | 「魂の植物」を読み解く | Comments(0)

「魂の植物」スピリチュアリティーへの扉

「バッチの花療法への新しい洞察」
スピリチュアリティーへの扉


泉、湧き水、海、海岸を、人々は二つの国、湿った黄泉の国すなわち地の女神の実り豊かな母体と天の神の光の王国が出会う境界と感じていた。二つの世界を移行するには並々ならない力が感じられなければならない。ニンフ(乙女の姿をした海、泉、木、森などの精)はここでその姿を現し、人間も長いこと水面の内側を見つめるとき、「もう一つの世界」とのつながりを心の中に受け取ることができる。

*****

人々の中には、このように自然界の中に特別な感覚を持つことができる人が
いるのです。このことを否定したところで、できる人はできるので否定も何もありません。
このことをスピリチュアルな体験。というにはその一部であって
全てではないことも伝えたいと思います。

子供のころ森の中にいると、どこにいるのか、その中心がわからなくなりました。
時間軸が飛ぶ。というのかな。戦い始めると、人はこの感覚が薄れてしまいます。

これに近い感覚が瞑想です。

その感覚を研ぎ澄ますと、「音」(全てのバイブレーション)に反応していくでしょう。
科学分野の方々は数式が浮かぶかもしれませんし、アイデアが閃くかもしれないですね。

そのとき、持っている知識の種類や質や量によって閃きの幅が異なることを伝えたいと思います。
真理を持たず感覚的な生き方だけしている方は、感情の世界に留まることになるので
残念ながらその閃きは曖昧であるようです。

真理を目指す方たちは、より高い知識を学び、瞑想しましょう。


*****

ケルトにおいて、植物は大地と太陽(水と火)の仲介者であり、それゆえに聖なるものと見なされていた。特に、花は魔力を持つとされ、蜂や蝶など魂を持つ動物界と植物の緑の世界をリンクし、腐朽(枯死)と新しい生命(種子)を媒介する。「第二の視力」を与えられた者は、露に濡れた花のにごく小さいエルフたちが座っているのを見ることができた。花で人間に魔法をかけ、死者をなだめ、乙女の愛を勝ち取ることができた。現在の花の象徴的意味は、大部分をケルトに帰することができる。


・・・・・
[PR]
by kotohoginohibiki | 2018-06-12 18:12 | 「魂の植物」を読み解く | Comments(0)

「魂の植物」 12という完璧のエネルギー

「バッチの花療法への新しい洞察」
12という完璧のエネルギー


洞察が深まるにつれ、バッチは七つだけではなく12の精神の基本型があるのではないだろうかと考えるに至った。12は完璧な数字である。
星辰((せいしん)*星、または星座のこと。「辰」は天体のことで、日・月・星の総称。)は12の原型を典型的な力の担い手として持っており、それは地上にも顕現している。

救世主はあらゆる人間性のタイプを代表する12人の使徒を従えていた。年末までに、バッチは探していた12種の植物のうち9種を見つけ、患者を治療していたコルマーでその9種の植物を用い勇気つけられる結果を得た。

・・・・・
プライベートでいろいろあった5月なので、すっかりブログが
遠のいてしまいましたが、また書き綴ってみたいと思います。
「魂の植物」はフレグランスジャーナル社から発売されており、
バッチの研究を進めていくとき、この本は参考になる1冊だとご理解されるでしょう。


古代から「数」に注目していることがらは多いと思います。

日本でも十二支は「12」ですし、占星術では「12星座」で読み解かれます。
現代では時間の関係も「12時間」「12ヶ月」で統一されました。

もちろん実際には割り切れるものではないのですが
調整することを念頭に置きながら「12」で区切りとする考え方が
ちょうど良いと決められたのですね

「7」にも意味がありました。
前に説明し忘れているといけないので、書いておきましょう。

時間の単位では1週間「7日」
音階ドレミファソラシ「7段階」そしてワンオクターブ上が始まる
主要チャクラ「7つ」

7大陸
ユーラシア・南極・オーストラリア・アフリカ・南アメリカ・北アメリカ・ヨーロッパ

7つの海
北太平洋・南太平洋・北大西洋・南大西洋・インド洋・北極海・南極海



・・・・・

ウェールズは何が特別なのだろうか? なぜバッチはこの伝説の織りなす土地で、治療法への根本的な閃きを得たのだろうか? この問いに応えるためには、ずっと前までさかのぼって詳しく語らなければならない。隣接するアイルランドを除いて、古いケルトの文化がこれほど発展し、広がったところはない。豊かな伝承が、部分的に我々のルーツでもある文化のルーツを考えるように示唆している。


・・・・・
[PR]
by kotohoginohibiki | 2018-05-28 17:27 | 「魂の植物」を読み解く | Comments(0)

「魂の植物」 朝露のトータルエネルギーを創る

「バッチの花療法への新しい洞察」
朝露のトータルエネルギーを創る


汲みたての泉の水をガラスのシャーレに満たし、摘みたての花を入れ、花びらが水の表面浮かぶようにし、そのシャーレを太陽光線の下に置いた。数時間後、水はエネルギーで満たされた。彼は四つのエレメントすべてを取り入れる方法を見つけたのだ。「植物を支え養う土壌である大地、それを育てる空気、植物のエネルギーを転写する能力を与える太陽または火、そして水がその有益な治癒力を受けとり、蓄える」こうしてトータルな自然から得られたシンプルな治療薬でトータルな人間が治療される。

*****

朝露の形から、人工的にひっくり返した形を透明なボールに見立て
そこに湧き水を汲んで、花を浮かべて四大元素のエネルギーすべてを転写する。

朝露を人工的に作り出す仕組みです。

この方法がバッチ博士が生み出した、トータル的な人間を治療するトータル的な
薬として人間が治療される。というのです。


*****
e0257524_18201626.jpg
あるウェールズの漁村でバッチは静養し、新しい洞察を書き留めた。
その作品「Heal Thyself(汝自身を癒せ)」はカビ臭い研究室の産物ではなく、野原や、海水浴後の海辺で記されたものだ。


・・・・・
[PR]
by kotohoginohibiki | 2018-05-12 18:22 | 「魂の植物」を読み解く | Comments(0)

「魂の植物」  美しいエネルギー

「バッチの花療法への新しい洞察」
美しいエネルギー


ある5月の朝、みずみずしい朝露が彼の靴を濡らしたとき、バッチに一つの重要なインスピレーションがもたらされた。太陽は明るく輝き、花のなかで露の雫がまるでダイアモンドのようにキラキラと輝いていた。彼が仏教徒であったなら、きっと聖マントラ「魂の花のなかの露よ」を歌い出したであろう。それは隠された脈絡を突然洞察する悟りに似た状態だったに違いない。それは朝露が花から治癒エネルギーを溜め込んでいることを理解させた。ここにもっとも自然な希釈の方法があったのだ!

*****

花のなかで朝露の雫がダイアモンドのようにキラキラしている姿を
日常のなかで見つけるでしょうか?

シンギングボウルをされている、仲間の一人は
朝の植物たちの写真をたいへん美しく撮ります。私は彼女の写真が好きです。

それを拝見していると、本当にエネルギーを感じ取れます。
彼女に、特別な一眼レフとかで撮っているか聞いたことがあります。

普通のスマホだと教えてくれました。

きっと人によるんだと思いました。
私はそのような美しいショットを見たことがありません。

ほとんどの写真が情報であって、芸術的な意識からではないからでしょう。

バッチ博士も、感動したのでしょう。
美しいものは感動し、人間に閃きをもたらすものです。
太陽光を浴びた花の朝露の方が、日陰の花の朝露よりもエネルギーが高いと、
感じられた博士の感覚が素晴らしいですね。

自然と一体化していないと観察できなかったと思います。


*****

水を小さいビンに集めたところ、十分に太陽の光を浴びた植物の朝露は、日陰の植物の朝露よりずっと強く振動していることがわかった。花のエネルギーを水に転写したのは太陽の輝きであった。朝露を集めるのは骨が折れ時間がかかるので、彼は自然のプロセスをなぞってみることを試みた。



・・・・・
[PR]
by kotohoginohibiki | 2018-05-12 12:23 | 「魂の植物」を読み解く | Comments(0)

「魂の植物」 最も強い輝きを持つ植物が波動を調和させる

「バッチの花療法への新しい洞察」
最も強い輝きを持つ植物が波動を調和させる


エドワード・バッチは彼の新しい治療薬において、それぞれの種でもっとも美しく、健康的な個体だけが対象となると認識していた。この点で、彼は古く埋もれた知識を再発見したのだ。生育の悪い小さくてひねこびた、甲虫やカタツムリに穴をあけられた植物、劣悪な生育場所にある植物は、人のなかのネガティブな波動を調和させるのに必要なエーテル力を明らかに持っていない。原型はそのような個体のなかに宿ることはない。同じようにまじない師で古い伝統医学の後継者であるビル・タルブルは、薬草を探すときは、まずその植物の長を、つまり最も強い輝きを持つものを探し出さなければならないと私に説明してくれた。その長たちと交渉し、タバコを献じなければならないのだ。

*****

健康体であることは、人間も植物も同じなのですね。
植物にとって、環境は自ら変えることはできませんが
最も強い輝きを放つものを探し出すことは、オーラが輝いていることを
意味しているのでしょうか。

それを見つけ出すには、集中力とその植物に波長を合わせられる
こちら側の静けさが必要になると思います。

たくさんのフラワーエッセンスの作り手たちも
そのような努力をなさってきたか、ピュアな方々であり
純粋性が高いのだろうと思います。


*****

中国人やパラケルススのような薬草通は、植物における「貴族」と「庶民」について述べている。


・・・・・
[PR]
by kotohoginohibiki | 2018-05-02 15:38 | 「魂の植物」を読み解く | Comments(0)

「魂の植物」 植物の本来もつ作用

「バッチの花療法への新しい洞察」
植物の本来もつ作用


睡眠術師のベンデ・ベンソンによって睡眠/覚醒状態にさせられた夢遊病の未亡人ペーターセンは、胸に葉を置かれると、さまざまな体の器官で、強さの異なる植物の波動を感じた。

例えば、彼女はカモミールで「三つのとての温かく、快い下腹部へ向かう流れを、まず胸に向かい、そこから頭へ、そして再び背中と一体化して、下へ流れる二つの流れを」感じた。

*****
e0257524_19204395.jpg


フラワーエッセンスの作用と、近い感覚をこの女性は述べていると思いましたので
付け加えます。



・・・・・
[PR]
by kotohoginohibiki | 2018-05-01 19:22 | 「魂の植物」を読み解く | Comments(0)

「魂の植物」 完全な植物が、完全な人間に対応することができる

「バッチの花療法への新しい洞察」
完全な植物が、完全な人間に対応することができる


有毒植物は、すでに何か動物的なものを持ち合わせており、身体と精神の絡みのなかに乱暴に入り込み、繁茂させ、混乱させ、眠らせ、耳を聞こえなくし、身体の波動を下げて、精神的な自己が宿るのを防げる。背の低い植物はたいてい不完全で、トータルな人間にはふさわしくない。

その理由は、低い植物では、ゲーテが言うところの調和のとれた原型である「原植物」を、完全に表現することがないからである。例えば、寄生虫のヤドリギは、ほとんど未発達な葉だけからできている。スギナはもともと茎だけで、葉と花を放棄している。シダは葉としてだけ姿を現す。シワナシオキナタケはただ単に多肉の花をつける根であり、緑の中間体を持たない。分裂菌類または細菌は花の花粉と同じである。彼らはすべて何らかの器官を欠いているので、自身を寄生生物として他の(弱められた)有機体と統合して、不安定な完全体を作ることを強いられる。

このような「不完全な」植物では、トータルな人間を治療できない。完全な植物のみが、完全である人間に対応することができる。

*****

バッチ博士はここで「トータルな人間」と言っています。
また、不完全な植物では「トータルな人間を治療できない」と。

現在はたくさんのフラワーエッセンスが世に出ていますが、この中で
優れているものを扱うには、このような意図から生まれていることを知っていなければ
ならないでしょう。

その上で、その後に誕生したフラワーエッセンスを選択するのは
使い手の側の責任で、使うことが成されるので、宜しいかと思います。


*****

バッチはさまよい、放浪した。次第に、新しい治療方法が熟してきた。時間の経った乾燥した草や根からではなく、摘みたての花から新しい治療薬は作られるべきだ! 花のなかには胚芽があり、植物の再生する力が凝縮されている。もっとも適しているのは、真夏、太陽がもっとも力を持っている聖ヨハネの祝日。6月24日で夏至祭が祝われる)の前後に咲く花である。


・・・・・
[PR]
by kotohoginohibiki | 2018-04-24 12:43 | 「魂の植物」を読み解く | Comments(0)

「魂の植物」 インスピレーションの旅路に着くこと

「バッチの花療法への新しい洞察」
インスピレーションの旅路に着くこと



「血」(遺伝情報)のなかに、魂の深層構造のなかに祖先たちは(カール・ダスタフ・ユングは、それを共同の潜在意識と呼んでいる)存在し続け、祖先がかつてよく見知り、愛していた風景、山並み、海岸、植物相、言葉、建築様式のあるその地に子孫が来ると、呼び覚まされ、共鳴するのだ。全存在でくつろぐことができたので、バッチはウェールズを愛していた。すべてが自分のなかで共鳴するウェールズで、バッチは必要としていた予感とインスピレーションを感じることができた。

グル(ヒンドゥー教の導師)もハーネマンのような精神の師も、科学の方法も、彼に新たな道を示すことはできなかった。限りない自由な自然にたいする彼独自の感受性だけが彼を助けることができた。己の心のままに植物の原型であるネイチャースピリット、輝く植物のデヴァに耳を傾けた。

*****

すでに私たちは知っている。
このような感覚に至ることに出会うでしょう。
それは、様々な世界からの助けを得て「血」のなかの
潜在意識(遺伝情報)のなかにある、素晴らしいものを解放することです。

その土地の持つ力に引き寄せられて、私たちはそこにいること。

意識が解放されていること。

ただそれだけではなく、その人の動機によって
体験や知識が伴い、知識が多ければ多いほど、私たちが聞く耳が解放され
引き出そうとしている人を、助けようとします。

どの偉人たちも、インスピレーションの旅路に着くことから深い洞察を得ています。



*****

歩き回ると、脳のなかで抽象的な概念のみが動くのではなく、肉と血がその動きに入り込み、器官に蓄積された無意識の知恵が熱く燃えたぎり、意識に昇ってくる。かつてベートーベンがウィーンの森を、またはマハトマ・ガンジーがインド洋の海岸をさまよったのと同じく、バッチは自分のインスピレーションを旅することによって知った。
[PR]
by kotohoginohibiki | 2018-04-21 18:38 | 「魂の植物」を読み解く | Comments(0)