息子さんが21歳の時に亡くなったお母様から紹介された本です。
他にもキュープラ・ロスの本もご紹介を受けました。
順天堂大学医学部で、麻酔・痛み治療に従事後
緩和ケア医に転向した奥野さんが書いた、
終末期医療と看取りについての本です。
日本の医療現場でも大切にして欲しいと思う「穏やかな死」について
たくさんの方々に考えてもらいたいと思い、ご紹介いたします。
昔、トランスパーソナル心理学で
「穏やかに死にたければ、そのように生きなさい」と聞いたことがあります。
「死」の準備として、穏やかに家族とともに迎えられる人は
「お迎え」の時がわかり、家族もそれを分かり合えるという。
だから、決して「死」は怖いものではないと言います。
「お迎え」には、すでに亡くなった方で生前、親しかったご縁の方が
迎えに来られるという、看取りの際に話を聞いた例をいくつも
紹介していました。
私のクライアントの方でも、親御さんの最後の「お迎え」の
奇跡のような出来事をシェアしてくださった方々もいらっしゃいました。
祖母を自宅で看取ったので、「お迎え」のような時間に気づいたか
最後に介護をしていた両親に聞いてみたいと思いました。
祖母の「死」を受け入れられずにいた、15年前は
自分自身が揺れてしまいました。私が癒されていなかったから。。。
両親のこれからやってくる「死」をどう受け止めていくべきか、
お盆の入りに、この本に出会った気がします。
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