ことほぎの響き

kotohogih.exblog.jp
ブログトップ

<   2018年 03月 ( 22 )   > この月の画像一覧

「魂の植物」 すべてが創造の鎖の大切な環のひとつ

「バッチの花療法への新しい洞察」
すべてが創造の鎖の大切な環のひとつ


エドワード・バッチの余論、腸世界のミアスマ(大気中にある伝染病毒)との何年にも渡る取り組みは、人が思っていたような迷路ではなかった。さまざまな花の日光に満ち溢れ色鮮やかな世界は、腐り朽ちる細菌の世界に、表面的に見えるものよりも近い。細菌はもっとも古い生命体であり、細菌のとともに地球が飛躍的に活気づいた。光合成が存在するより早く、酸素の大気が空を青く染めるより早く、細菌は泥の中で硝塩酸、亜硝塩酸、硫黄、鉄化合物を分解し、生きるために必要なエネルギーを得ていた。硫黄を含み、湿って酸素の乏しい細菌の生活環境は、腸内細菌が快適に棲む腸内環境と同じだ。

このもっとも小さい自立した生命体である細菌は、消化され、分解されるものがあるところにはどこにでも存在する。セルロースを分解する牛の胃の中で、湖と海のなかで、光合成から生じた有機化合物を細菌が単純なエレメントとエネルギーに分解する地中で。細菌の季節的な絶頂期は、太陽が弱くなり、深い獣帯域をさまよう秋に来る。生命力を失うもの「エーテルの形成力(シュタイナー)」を発散するものすべてが、彼らのものとなる。

*****


一見するととても難しいことが書かれているように思えますね。
女性は、もう科学的な用語が出てきた時点で、目が点状態です。

注意する点は、「細菌」は、とても古い生命体であって
常に自分の生活しやすい居場所を探し、それが腸内はもっとも細菌に適しているというのです。
人間の腸内だけではなく、それは生活環境も含めて湿っていて酸素の乏しいところすべて。
しかし、細菌は私たちとともに暮らしてきた古い仲間であり、必要だから存在していると言えましょう。この世に無駄なものはないのですから。

細菌に神経質になればなるほど、潔癖でなければいられない心が働きます。神経質に病原となるような細菌を徹底的に殺さないと気が済まない。これはクラブアップルで緩和する理由となります。

こんな場合にも使うと良い例は、例えばその方が必要以上に一つにこだわるとしましょう。すると、先ず完璧な人間などいないのですが、自分が、自分が信じているものが完璧と思うようになります。すると他の要素はすべて除外したくなります。

それは、「ワンネス」の精神から外れていきます。
時代は、いろんな考えを持つ人、いろんな状態を許し受け入れた時に初めて、自分の意識が寛容になることを学ぶことでしょう。

細菌のように害がある。害がある人。その考え方こそが湿った環境なのです。
そして身体の腸内に不必要な菌が優位となり、慢性病としての経過をたどる原因なのです。



*****

細菌は発生したものを、それ以上分解されないところまで分解し、突然新しいものの構築が始まる境目に運ぶ。かつて先カンブリア時代の、生命の出現していなかった地球と生命の生じた地球の間の境界のように、現在死と生命が絡み合っている有機物の分解と合成の場である出発点、はじめの状態まで戻す。それゆえ、細菌は決してネガティブなものではなく、創造の鎖の大切な環のひとつなのだ。


・・・・・
[PR]
by kotohoginohibiki | 2018-03-31 19:48 | 「魂の植物」を読み解く | Comments(0)

「魂の植物」 腸内菌群と人格の共通点の観察

「バッチの花療法への新しい洞察」
腸内菌群と人格の共通点の観察


エドワード・バッチは、長い間探し求めていたハーネマンが疥癬の居場所を見つけ出したことに納得した。すなわち腸の中毒、専門用語で言えば腸の毒血症である。この中毒の主な原因を、バッチは当時の文明化した食生活にあるとみていた。

ノゾを使用する際に、バッチは一連の興味深い観察をした。例えば、短い潜伏期間の後、一時的に症状の悪化が現れる反応が患者に起こる。古い症状が戻ってきて、そして消えていく。これは治癒の峠で、まさにハーネマンが観察したように、真の治癒の前に現れる。

バッチにとって指標となった、より興味深い発見は、
ある患者の優勢な腸内菌のグループとその人に特有な人格特徴との間に外見的な相関関係があったことだ。異常なほど不安を抱える患者(例えば人混み、火や高所への不安)は典型的に、パラチフス菌群を高濃度で便に有している。じっと目を見据え、神経過敏なタイプはたいてい、プロテウス菌群が優勢である。他方、一見健康そうに見えるが、慢性疾患を抱えている人は、典型的に大腸菌が過多である。

*****

バッチもはじめは、食べ物と関連付けて腸の毒血症になると考えていたようです。
今、日本でも綺麗な食べ物を食べようと必死になる人がいます。
しかし、バッチは治療を重ねた体験から見出した、人格と腸の毒に共通点を見出したのです。

慢性疾患のクライアントには、はじめ私も食事療法も加えます。
それはその方のアレルギー食品など見極めることが必要だからです。
ある程度の食事のパターンからも観ていく必要があるからです。
そうして緩和が見られるとき、フラワーエッセンスが支えとなります。

食事療法や運動療法だけでは、この人格までたどり着かないからです。

眠りが浅かったり、昼と夜が逆転していたりしても体内リズムが狂いますので
なぜ、そのような生活習慣になったのか。その習慣は正すことができるのか?
どうして甘いものが止められないのか。。。
そこまで私たちは鈍感になった、自分自身の習慣を見直すことで
はじめて、慢性疾患を克服できるわけです。

意志の弱さであったり、不安が強かったり
バッチは身体的症状(菌群)と外見的パターンを観察して次のステップに移ります。


*****

バッチは「患者の毎日の検便で細菌の割合を表に記録し、健康状態と菌群の比率との間の関係を表すことは可能である。」と解説している。こうした観察を彼は1920年に行っている。その後の幾年かの間に経験を積むにつれ、それぞれの七つの異なった腸の状態を反映する七つの基本的な人格タイプが存在する。すなわち精神的な変化は、変化する腸菌フローラと平行して現れるという確信が強くなっていった。
[PR]
by kotohoginohibiki | 2018-03-28 19:29 | 「魂の植物」を読み解く | Comments(0)

秘教と神智学へつづく

e0257524_12372814.jpg

ヒーリングハーブ社のバッチフラワーの作り手
ジュリアン・バーナード氏が編集した「エドワード・バッチ著作集」の中にありました。

この中にも改めて秘教と神智学の話が出ていたのでご紹介します。
e0257524_12374249.jpg


どういうことかというと、
フラワーエッセンスにたどり着いた目的は、いずれ
人類の進化についても触れていきます。

これが魂とのつながりへの道に続く、トランスパーソナリティーとの統合へ向かう道。
誰もがいつかは到達せねばならない道なのですね。


・・・・・
[PR]
by kotohoginohibiki | 2018-03-28 12:49 | フラワーエッセンス療法 | Comments(0)

「魂の植物」 調和的な波動を患者に転写させる

「バッチの花療法への新しい洞察」
調和的な波動を患者に転写させる

予期せぬうちに、バッチはノゾとともに太古の治療原理と出会っていた。確かに彼はこの原理に科学的な根拠と、受け入れうる臨床の着衣を与えたのだが、ノゾは、古代バビロニア人、シュメール人、カルデア人の「汚物の薬局」と呼ばれる療法を思い出させる。彼らは病気を、人間を身体的に精神的に食べ尽くそうとする悪魔と見なした。動物の毒、死体、そしてとりわけ糞尿の忌まわしい臭いはこの悪魔をひるませ、チベット人やイロコイ族(北アメリカのネイティブ・アメリカンの一族)の悪魔の仮面は病気を引き起こす悪い霊や雰囲気を表したもので、それらを追い払うと言われていた。

中世の錬金術は、賢者の石、秘薬、あるいは万能薬は、汚物を段階的に浄化することから始めなければならないことを認識していた。パラケルススはこの意味でムミエについて語っている。忌まわしい物質から作られたムミエは、同種には同種をもっての法則に基づき、まるで磁石が鉄くずを引き寄せるように、病におかされた身体から毒気を吸い出す。新しい時代の初めに、汚物の薬局が「パウリーニ主義」の名のもとに再び花開いたのだ。医師のクリスティアン・フランツ・パウリーニは1696年「拡大する、治療効果の高い汚物薬局、すなわち糞や尿でほとんどすべての病、重い中毒症や頭から足までの呪われた損傷がいかに身体の内外からうまく治療されたか」を発表した。自分の尿をごくわずか配量して服用する方法は、急性または慢性症状を和らげるために、今日でも南アジアで好まれている。

*****

エジプト人がミイラを作るとき、ムミエの考え方も考慮されたそうです。もともとはバルサムを染み込ませたタール、でミイラを作ったようです。錬金術の研究の中で、排泄物や古代動物の糞尿も使用されていたようですね。

ミイラ - 構成)
ミイラが何であるかを知ることは、それを言及する価値があるそのタイプのいくつかは知られている:明るい黄色、茶褐色またはほぼ黒。この物質は柔らかいワックスの粘稠度を有し、湿って粘着性があり、光沢があるので、乾燥した場所に保存する必要がある。ミイラを作ることを理解するために、我々はその起源と構成を研究した。問題にはいくつかの種類があります

・野生蜂の活動の産物として形成されたハニーワックス;
・山岳地帯、鉱物の基礎を持つ;
・分解された植物を含む瀝青(レキセイ);
・排泄物、古代動物の化石糞便を含む;
・ジュニパー - 土と岩の粒子と混じった針葉樹の樹脂。
・死体 - 分解された動物の残骸から。

バッチはこのような古代、悪霊といわれていたもの特に、「汚物の薬局」は避けたかったとあります。

*****

メス、注射針、痛みを伴う検査を遠ざけたのと同時に、バッチは仮に清潔でより洗練されていたとしても「汚物の薬局」は避けたかった。彼は自然、特に植物はその鍵を秘めていることを知っていた。ヒポクラテスからパラケルススまで、すべての偉大なヒーラーはそれを認識していた。問題はどのように解錠が行われるか、いかに、どこでノゾにとって換わる七つの奇跡の植物を見つけられるかだけだった。その際、物理的・化学的に分析できる植物の成分より、植物の持つ特別な波動がより重要であろうと彼は推測した。

アルベルト・アブラハム教授もバッチと同じ病理学者だったが、異常な組織のエネルギー振動を変えるか、遮断できると彼が主張する異論の余地ある装置を設計した。バッチも似たようなものを思い浮かべていたが、それは装置ではなく、調和的な波動を患者に転写させる特定の薬草だった。



・・・・・
[PR]
by kotohoginohibiki | 2018-03-27 12:11 | 「魂の植物」を読み解く | Comments(0)

「魂の植物」 ようやく一般化した腸内環境への意識

「バッチの花療法への新しい洞察」
ようやく一般化した腸内環境への意識

彼の多価ワクチンは、腸内フローラが改善されるだけではなく、特異的な局部の症状が、小さい痛みから重い症状までが、局部的な治療をすることなく緩和される事実を繰り返し観察した。これは重要な観察であった。なぜならそれらの観察は、単一の症状を調べ治療すべきではなく「病原」いわゆる疥癬毒を完治すべきだという、ハーネマンの主張を確認したからである。

*****

今でこそ、腸内フローラについて様々な研究がなされ、腸内の環境を整えることが一般的に報告されており、民間レベルで知れ渡っていますね。
ハーネマンは18世紀にはそれに気づいており、バッチは研究と臨床によりその確信を得たのでした。

腸内フローラとは)
*私たち<ヒト>の腸内には、多種多様な細菌が生息しており、それらはなんと、数百種600兆個以上。
特に小腸から大腸にかけて、これらの様々な細菌が種類ごとにグループを形成してまとまり、腸の壁面にすんでいます。
顕微鏡で腸の中を覗くと、それらはまるで植物が群生している「お花畑([英] flora)」のようにみえることから、『腸内フローラ』と呼ばれるようになりました。

補足)「疥癬」

奇しくも、私は最近この症状に感染体験があります。

「慢性疾患の源」であるとハーネマンもバッチも18世紀にはそれを観察していますが、昔は皮膚感染として性交渉をした人に感染したことから鼠径部(そけい部)から発症し全身に感染するケースが多く観られました。
最近の症例では、高齢者に多くかかる病気ということでした。特に高齢者施設、高齢者介護の現場などでお年寄りの皮膚から角質が剥がれ落ちたものからでも、空気感染でも原因となるヒゼンダニが飛び散り移るのだそうです。そして集団感染にかかりやすいとの報告があります。

感染ルートは、民生委員として高齢者を訪問する時か、公共の体育館でも考えられました。疥癬感染症の原因のヒゼンダニは、表層ではなく真皮へと潜り込んでしまうので見つかりづらいそうですが、私は運が良く運びました。運が良いということも必然で、体験するにあたって「疥癬」に対する二人の医師の思いが深く理解できました。

私の対処法をご紹介すると、アロマ精油ティートリーとフラワーエッセンスのクラブアップル。5レスキュークリームは欠かせませんでした。1ヶ月間、部分的な赤みのある炎症と痒みは続き、おかしい。と思って大学病院で運良く1匹のヒゼンダニが見つかったことで、結局は、感染症の薬を飲み治まりそれ以上悪化することは防ぐことができました。

この体験で、人間の原初の病原にたどり着いた気がしました。


*****

疥癬毒を完治すべきという理由は、二つ以上の病気を持つことは不可能であり、相次いで起こる症状は疥癬特有の根元悪、または淋病や梅毒のようにタチの悪い他の中毒の、多様に変化するマスキング(遮蔽(シャヘイ))に過ぎない。この中毒は乾燥させることが大切であり、乾燥させると交替して現れる二次元的現象は枯渇する。

・・・・・
[PR]
by kotohoginohibiki | 2018-03-24 19:01 | 日々の暮らし | Comments(0)

「魂の植物」 4. 腸内フローラーと花粉 7大ノソッドの発見

「バッチの花療法への新しい洞察」
4. 腸内フローラーと花粉  7大ノソッドの発見


バッチは、まるで永遠の健康の手がかりを追うかのように、細菌学研究に没頭した。顕微鏡でしか見えない腸の寄生菌を培養基で分離し、どのように最近がさまざまな糖(ぶどう糖、乳糖、ショ糖、ダルサイト)を消化するか、その際ガスを発するか、塩基に反応するか、酸に反応するかテストをした。数千種を、糖の分解に基づいて七つのグループに区分した。

プロテウス属、赤痢菌、モルガン菌、ファエカリス、アルカリゲネス(アルカリ大便菌)、コリ・ミュータブレ(変形大腸菌)、ゲルトネル菌の第七菌である。この七つのグループは、ホメオパシー的にレメディー化したノゾ(ギリシャ語nosos=病気)の出発点となった。

*****

前回では、「特定の腸内細菌の有毒の分解産物は、ハーネマンが慢性疾患の源であり、同時に最後の症状をもたらす、疥癬と同じであるとした見解を信じた。この考えをバッチは熱心に追求した。」とありましたね。

(エドワード・バッチ著作集より)

彼は、この七つのブループ分けされレメディー化されたものを多価ワクチンと名付けました。バッチの七大ノソードの発見により、第二のハーネマンと呼ばれたのでした。

効果が現れない場合には少なくとも3週間は服用し、効果が現れ持続している限りは数週間、数ヶ月経っても投薬は次の症状や再発の兆候が現れるまでは行わない。として臨床を続けたのです。

このような投与の方法は、患者だけではなく医師にとっても大きな利点があることを、すぐにわかっていただけると思います。というのも、多価ワクチンを一度製造すれば、事実上、無尽蔵に利用できるからです。そのため費用は少なくて済み、医師は皆簡単に投薬できるようになります。それまで皮下注射でのワクチン投与が慢性病の治療に大きな効果を発揮してきましたが、服用による投薬では、皮下注射に偏見や反感を持つ人にも治療の機会を広げていけます。

こうしてハーネマンの発見(ホメオパシー)を裏付けながら、アロパシー(逆症療法)の学派に伝えるという重要な機会を得たのです。

ホメオパシーの思想(ギリシャ語 homoeo=同じ、pathos=苦しみ)
アロパシー従来の臨床医療観 (allo=other (異物) ,pathos=disease (病気) )


・・・・・
[PR]
by kotohoginohibiki | 2018-03-23 19:34 | 「魂の植物」を読み解く | Comments(0)

「魂の植物」 慢性の病気と腸内細菌の関係へ

「バッチの花療法への新しい洞察」
慢性の病気と腸内細菌の関係へ


エドワード・バッチは学校医学者として教育を受けたが、あらゆる方面で進歩していたにもかかわらず、サミュエル・ハーネマンのそれとあまり違わない疑問に苦しんだ。いかに「organon」の講義が彼を鼓舞し、彼の見解を強固にしたかは想像に難しくない。彼は病気にはなく、病気で苦しんでいる人間を治療すべきであること、ハーネマンが情緒状態と表現した精神的な気持ちを、学校医学が求めたように、とるに足らない要素として考慮から除外すべきではないことが確かめられたと感じた。メスや有毒な薬なしで済ます治療法を、また患者に苦痛を与え、衰弱させる検査を排除する治療法を、彼は心から歓迎した。

*****

一般の学校医学者と、心のある医者を目指す者たちの違いは、
「病気ではなく、病気で苦しんでいる人間を治療すべきであること」なのです。
私たち人間は、生きている生命体であって より無害なものに発展すべきで
それをまた 求めています。

バッチ博士が、さらに研究を進めて 
フラワーエッセンスにたどり着いた 経緯は
「患者に苦痛を与え、衰弱させる検査を排除する治療法を、心から歓迎した」
というくだりから全てを理解できるでしょう。

次に続く文章からは、いよいよ腸内細菌の研究に関わっていきます。
また、慢性病と腸内細菌の関係に新たな研究による発展が見られました。


*****

またハーネマンが、慢性の病気と腸における毒の分泌の間に関係があると推察したことは、バッチの研究に当たって元気つけたにちがいない。特定の腸内細菌の有毒の分解産物は、ハーネマンが慢性疾患の源であり、同時に最後の症状をもたらす、疥癬と同じであるとした見解を信じた。この考えをバッチは熱心に追求した。彼はホメオパシーのやり方で希釈し始めた。いまや、ワクチンを経口で与えることができ、彼が嫌悪していた注射針は必要なくなったのだ。その際、彼は希釈するレメディーの効果が増していくことを発見した。バッチは治療薬を定期的に与えるのではなく、前の服用分の作用が消え去った時点で、ハーネマンのように、患者の必要に応じて与えたのである。



・・・・・
[PR]
by kotohoginohibiki | 2018-03-20 18:29 | 「魂の植物」を読み解く | Comments(0)

「魂の植物」 学校医学と伝承治療の繰り返す、発展の道

「バッチの花療法への新しい洞察」
学校医学と伝承治療の繰り返す、発展の道


彼はマテリア・メディカの量をより少なくし、水で薄め、振り、乳糖とともに擦りつぶした。

振ったりかき回したりすることで、「効能の高まり」ダイナミック化が起こった。そのとき、化学作用はもはや問題にならなかった。物質としての薬は「非物質化」「エーテル化」し、エネルギーの状態に高められた。希釈率がとても大きいので微量の現物質ももはや存在しない。この奇跡を起こす医師が「非物質化した」水で、このような驚くべき治癒成果を上げることとなった。

人間は生物機械ではなく、精神的かつ魂的な創造物であり「類似のものは類似のもので」かような非物質化したレメディーで治癒できる存在である。希釈した水または乳糖の玉は、ダイナミック化された物質の物質的なキャリヤー(運搬者、担体)にすぎない。ホメオパシーの製造方法を形にする段階で、ハーネマンの直感は彼を古い治療伝承の忘れられた小道に引き戻した。

カイエンヌのまじない師、ビル・タルブルは、癒すのは常に植物の霊だけであり、科学者が考えている物質ではないと、私に力を込めて説明した。パラケルススは感覚的に把握できる要素の向こう側の、目に見えない精神的原理の調剤化(レメディー化)について述べている。

*****

「彼はマテリア・メディカの量をより少なくし、水で薄め、振り、乳糖とともに擦りつぶした。」これがホメオパシーの製造方法になります。

「エーテル化」というのは科学的な専門家ではありませんのでハッキリとは
ここでは申し上げられませんが、ヒーリングの分野におけるエネルギー体を学んでいくと「物質の元になる青写真を含んだ生命体」を「エーテル体」と呼びます。ですので、「エーテル化」について、「非物質化したエネルギーの状態」として捉えてみるとわかりやすいかもしれません。

とても大きい希釈率で非物質化した水や乳糖の玉が、治癒に驚くべき成果を上げ、ハーネマンは奇跡を起こした医師であった。ということです。


●偉大なる「化学療法の祖」パラケルスス 1493頃〜1541年 の名言

「全てのものは毒であり、毒でないものはない。投与量のみが毒かいなかを決定する」

「理解できる者は愛し、気づき、見る」

「ある者に、より多くの知識が備わっていれば、それだけ愛は大きくなる」

「全ての果実は苺と同時期に実ると思い込んでいる者は、ブドウについて何一つ知らない」

「何も知らない者は何も愛せない」

「何もできない者は何も理解できない」

*****

その発見によってハーネマンは医学に革命を起こした。ホメオパシーはインドからブラジルに至るまで極めてポピュラーになり、そして若いアメリカ合衆国においても医学の重要な支流となった。学校医学は目に見えて人気を失っていったので、野蛮な瀉血、毒を用いての治療を劇的に制限することを強いられた。消毒方法が進歩して初めて、新しい手術技術を通じて化学産業と結びつくことによって、学校医学は19世紀の終わり頃、失った基盤を再び取り戻したのである。


・・・・・
[PR]
by kotohoginohibiki | 2018-03-19 18:21 | 「魂の植物」を読み解く | Comments(0)

「魂の植物」 病は精神から肉体へ、内部の層から外部へ、上から下へ移動する

「バッチの花療法への新しい洞察」
病は精神から肉体へ、内部の層から外部へ、上から下へ移動する


自己実験において、ハーネマンは多種多様な標本を、主として植物であるが、動物や鉱物成分「神から与えられた損なわれていないもの」をすべて試してみた。綿密で詳細な観察と明確な直感が彼を導いた。類似した作用を及ぼすが、「病気そのものではない」薬によって、病気は抑えられると信じていた。その間に、身体の自己治癒力が活発になることがありうる。彼は病気は多面的な現象であることを発見した。ある病気の症状が消えると、いわゆる覆われていた深いところにあった症状が前面に現れることがよくある。これにも彼は擬似物質で対処した。ハーネマンは治癒のプロセスのなかで、病は精神から肉体へ、内部の層から外部へ、上から下へ移動することを確認した。

いつもの症状のみを抑える学校医学は、病人をさらに病的にするとはハーネマンは信じていた。その理由は学校医学は、病苦を表面から再び深い内部へ押し戻してしまい、最終的には患者の精神状態に害を与えるからである。

*****

動物や鉱物などを使った医療は他にも、漢方などがこれに当てはまりますね。
漢方は中世からあるものですので、より慢性化している身体の症状に使われます。

中医学も、ハーネマンのような医療に関わる人たちから生まれた
歴史のある医学であることは間違いありませんね。

後半の文章には、現代の西洋医学の現場で起こっていること、
学校医学に対する問題を示しています。
また、薬剤医療の問題については現在でも問題視されることだと思います

「治癒のプロセスのなかで、病は精神から肉体へ、内部の層から外部へ、上から下へ移動することを確認した。」という部分は非常に大切です。

精神状態が病の治癒に非常に大きな影響があるということを述べています。

今、あらゆるホリスティックの現場で、一つには感情や精神状態である心理学的なアプローチを試み始めています。ようやく西洋医学の分野にたどり着いたところですね。


*****

人為的に引き起こした症状がしばしば激しい作用を示すのを和らげるために、彼はマテリア・メディカの量をより少なくし、水で薄め、振り、乳糖とともに擦りつぶした。偉大なパラケルススが言ったではないか。「用量だけが、物質を毒ではなくする!」と。

彼はこの薬の作用が極度に希釈したにもかかわらず、高まり、深部に達し、特異的に働くことに気づいた。ただし、非常に精密に類似の法則に従って選択されることが前提であるが。そうではない場合には、まったく何の作用も示さなかった。


・・・・・
[PR]
by kotohoginohibiki | 2018-03-17 15:49 | Comments(0)

「魂の植物」ーホリスティックな医療へ

「バッチの花療法への新しい洞察」
ホリスティックな医療へ

ギリシャ医学の父であるヒポクラテスは、パラケルススと同様に、治療薬とそれに相応する病気は共通の、識別できる特性を示すはずだということを根本的に認識していた。また中国人、インド人のような古くからの民族、他の偉大な治療伝統の継承者たちも、自然と神と普遍的知恵(どのように名づけようとも)は、ヒーラーに示唆を与え印を植物、石、動物に見つけていると確信していた。記号論として、治療薬のこの識別方法は思想史に残っている。

中世後期、とりわけルネッサンス時代には、この象徴的な内なる意味はもはや理解されなかった。
原始民族の医術を調査した民族植物学者たち、これらの薬草の作用物質を調べた実験助手たちが驚いて認めたところによると、たいていの記号は暗示された作用と一致するのだ。記号論は植物の霊、占星術、占い棒、薬草魔女とまじない師のどぶろくとともに、名神のガラクタ置き場に追いやられてしまった。人々は物質的な説明を求め、礎石を追いかけて、ついに科学的な分析へとたどり着いた。

*****
この本に触れてもいますが、日本で有名な例とすれば
柳は消炎、鎮痛、解熱に使われます。柳は水辺に生息しています。
湖や池、川沿いを散策してみてください。
水を使って起きる症状、水辺で蔓延する症状に柳は使われてきました。

解熱鎮痛剤として有名なアスピリンは柳の樹皮のアスピから抽出したサリチル酸をヒントに合成された白色無臭の薬剤と言われてるのですが、1世紀にわたって熱と痛みの薬として世界中で服用されています。

このように植物はその環境にあったものが生息するので、その環境に住む人たちに薬効効果も高い。
というのが現在のハーバリストたちの常識となっています。

余談ですが、今から13年くらい前までイギリスでは薬草を扱う人達を「魔女」と呼んでいたそうですよ。
ハーブの先生から聞いてびっくりでした。

ドクダミの名称は「毒矯み」(毒を抑える)から来ている。という説があるのも記号でしょう。
植物の名前がどのように付けられたのか。ハーバリストたちは研究しますね

しかし、ハーネマンやバッチがこれまでの民族医学、伝承医学と違うのはそれらの薬効を知った上で、
精神的、情緒的、肉体的の変化(治癒)が可能かということでした。

ただの伝承ではなくこの意識こそが、ホリスティックな医療へと導いたのですね。

*****
思いがけなくハーネマンはその記号を再発見したが、臓器や症状との外見の類似性ではなく、内的な作用に基づいていた。ある薬が健康な有機体に引き起こすことのできる症状は、病気の症状に類似するに違いないと認識し、薬の化学的・機械的な分析に配慮する必要のない方法を発展させた。これは自己実験における物質的な次元ではなく、薬が引き起こすことのできる精神的、情緒的、肉体的変化が彼には重要であった。これで、彼はホリスティックな医術への手がかりを生み出したのだ。


・・・・・
[PR]
by kotohoginohibiki | 2018-03-14 13:17 | 「魂の植物」を読み解く | Comments(0)